慶應義塾大学、総合政策学部・環境情報学部のAO試験を年2回から1回にまとめる方針へ

慶應義塾大学は2021年1月25日、総合政策学部と環境情報学部の「アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試(AO入試)」を、これまで年に2回実施していたが、2021年度実施(2022年度以降入学)からは1回にまとめると発表した。

総合政策学部と環境情報学部のAO入試は、多面的能力の総合評価による入学者選考で、夏AOと秋AOの2回に分けて実施していた。しかし、2021年度実施の入試からは出願時期を2021年9月、面接試験を同年11月に設定し、1回にまとめて実施するという。

2次選考(面接試験)については、総合政策学部・環境情報学部でそれぞれ2日設け、これまでの夏AO・秋AOと同じ面接日数を確保する。募集人数も前年通りで、総合政策部・環境情報学部で各150人。出願資格や入学試験の内容、提出書類なども変更しない方針だ。

詳しい募集要項は、2021年5月中旬に公開する予定としている。受験希望者は、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)のWEBサイトで確認してほしい。

慶應義塾大学のAO試験について紹介してきたが、AO試験とはそもそも何? という人は、総合型選抜(旧AO入試)の内容や採用している大学、試験対策のポイントなどを解説した記事も読んでいただきたい。

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