小学校時の国語力が大学入試に影響――それに伴い四谷大塚オンライン小学校で「国語」が新登場

東進ネットワークを運営するナガセは2021年2月3日、小学校時の国語力が大学入試の点数にまで影響することを同社独自の調査で明らかにしたことを発表した。さらに、この調査の結果を受け、東進オンライン学校(四谷大塚オンライン小学校と東進オンライン中学校)で、新に小学生対象の国語の授業と中学生対象の英語の授業を開始することを明らかにした。

東進グループは毎年2回、小・中・高校生が受験する全国統一テストを実施している。今回の調査では、2021年1月に実施された大学入学共通テストを受験した大学受験生の小学4年生・6年生時の全国統一テストの国語の成績をさかのぼって調べた。その結果、小学4年生時に国語が得意だった人は8年後の大学入試で文系・理系ともに平均より175点以上も高くなっていたことが分かったという。

この調査結果に伴い、四谷大塚オンライン小学校では、今まで提供してきた算数の授業に加え、国語の授業を新たに開講することを決定した。新たに開講する授業では、講師が2カ月で1冊の本をじっくりと読み聞かせて精読することで、文章の構造を理解して正確に読み取る力をはじめ、書き手の気持ちや立場になって考える力などの読解力の習得を促す。また、内容理解を問う問題演習を通じ、語彙力や論理的思考力を育成する。

一方、東進オンライン中学校では、英語の授業を開講する。この授業の特徴は、日本人講師とネイティブ講師がタッグを組んで「音声先行」「発音重視」で講義することだ。目で文を読む前に、正しい発音を耳から学習し、実践的な話す力を養うことで、日本人英語をネイティブ英語に変えることを目指す。さらに、「どんどん言い換え」ることを通じて、さまざまなフレーズの習得を促していく。

いずれの授業も申し込み受け付け開始日は2021年2月1日。東進オンライン学校のホームページから申し込むことができる。

東進グループの取り組みについて紹介してきたが、東進ハイスクールの特徴や口コミを紹介した記事も読んで、予備校選びや受験の参考にしていただきたい。

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