慶應義塾大学、総合政策学部と環境情報学部における2021春AO募集要項を公開

慶應義塾大学は2021年2月26日、2021年春AO(アドミッションズ・オフィスによる自由応募入試)の募集要項を公開した。春AOを実施するのは総合政策学部と環境情報学部で、各学部の募集人員は150人。入学時期は2021年9月か2022年4月で、出願時に自由に選択できる。

AO入試は、学業と学業以外の成果を書類選考と面接によって多面的に評価する入試方式だ。湘南藤沢キャンパス(SFC)にある総合政策学部と環境情報学部は、1990年の開部当初からAO入試を導入し、さまざまな分野で活躍する卒業生を多数輩出してきている。

2021年春AOでは、提出書類や資料をもとに1次選考を行う。合格者に対しては2次選考として、面接試験を実施する。面接試験の受験方式は、SFCでの面接と遠隔面接から選べる。最終合否は、1次選考の評価と合わせて総合的に判定するという。

ただし、新型コロナウイルス感染症の感染状況により、いずれの面接試験も実施できないと判断した場合、1次選考の合否を最終合否とする。そのため、今回のAO入試では、1次選考の提出資料として「3分間のプレゼンテーションビデオ」を必ず提出する必要がある。

オンライン出願の期間は、2021年5月6日~6月1日まで。出願書類の提出期間は、5月28日~6月2日までだ。1次選考の合格発表は7月8日で、2次選考は7月17日に実施される。最終合格発表は、7月20日の予定だ。

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