第114回歯科医師国家試験、新卒合格率は東京歯科大学が95.5%でトップ

厚生労働省は2021年3月16日、第114回歯科医師国家試験の合格発表を行った。それによると、新卒合格率が最も高かったのは、95.5%の東京歯科大学だったという。

同試験の受験者数は3284人、合格者数は2123人、合格率は64.6%。新卒者に絞った場合の受験者数は2103人、合格者数は1687人、合格率は80.2%だった。

平均合格率は、国公立大学で75.7%、私立大学で61.2%、認定およびその他で53.8%。新卒のみの平均合格率は、国立大学で83.5%、私立大学で78.9%、認定およびその他で62.5%だった。

合格率が最も高かった大学は、94.2%の東京歯科大学だった。以下、87.5%の北海道大学、84.6%の日本歯科大学新潟、82.3%の東京医科歯科大学、82.2%の昭和大学が続いた。

新卒合格率は、95.5%の東京歯科大学、95.4%の松本歯科大学、92.2%の北海道大学、92%の大阪歯科大学、90%の日本歯科大学新潟の順で高かったとしている。

歯科医になるためには、受験を避けては通れない。塾・予備校の選び方を幅広い視点で解説した記事も読んで、万全な受験対策を進めてほしい。

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第114回歯科医師国家試験の合格発表について|厚生労働省