対面入試では検討しない大学、オンライン入試なら選択肢に加える可能性――4割以上の保護者が回答

オンライン試験システム「スマート入試」を提供するサーティファイが2021年10月22日、受験生の保護者を対象とした「2021年オンライン入試に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、対面入試では検討しなかった大学でもオンライン入試であれば選択肢に加える可能性があると4割強の保護者が回答したという。

同社は2021年9月17日〜18日にかけて、大学に昨年受験し入学した学生の保護者と、1~5年以内に受験予定の学生の保護者を対象にアンケート調査を実施。「これまでは志望校の候補にならなかった大学が、オンライン入試の実施によって志望校の候補となり得るのか」を調べ、400人の有効回答を得た。

同調査によると、「対面受験のみでは選択肢に入らない大学について、オンライン入試が導入されることで、選択肢に含めることがあり得ますか」という質問に対し、44%が「あり得ると思う」、38%が「分からない」、19%が「あり得ないと思う」と回答した。

サーティファイは、「44%の保護者はオンライン入試によって今まで検討してこなかった地域の大学を選択肢に加える可能性を示している」と考察。このことから、「対面でのみ入試を実施する大学を避け、オンライン入試を実施する大学を選ぶ可能性も見て取れる」と分析している。

大学によって、入試制度はさまざまだ。自分に合った予備校を見つけたいと考えている人は、いつから予備校に通えばいいのかを経験談や志望校タイプから詳しく解説した記事も参考にしてみてほしい。

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【受験生の保護者アンケート】44%が対面入試では検討しなかった大学をオンライン入試であれば候補に|株式会社サーティファイのプレスリリース