- 2021年10月11日
2022年国公立大学入試の動向、コロナ禍でも本来の選抜方法へ戻す傾向か?
旺文社が2022年国公立大学の入試動向分析を発表した。一般選抜におけるコロナ禍対応の変更についての動向をまとめているほか、大学・学部の新増設・改組や選抜方式の変更を実施した大学を報告している。
旺文社が2022年国公立大学の入試動向分析を発表した。一般選抜におけるコロナ禍対応の変更についての動向をまとめているほか、大学・学部の新増設・改組や選抜方式の変更を実施した大学を報告している。
旺文社は、2022年度大学入試の動向について発表した。それによると、同年度の大学入学共通テスト追試験の実施日が本試験の2週間後となったため、国公立大学は実施要領の改訂版を公表し、私立大学は共通テスト利用入試の日程を見直したという。
旺文社は、2021年度一般選抜で外部検定(以下、外検)を利用した大学を対象にアンケート調査を実施し、どの外検を実際に受験生が利用したかを調べたと発表した。それによると、受験生の92.2%が英検を利用していたという。
旺文社は、2021年度大学入試の一般選抜における主体性評価の実施状況についての調査結果を発表した。それによると、主体性を評価するために「調査書の点数化」を行った大学は20%、「本人記載の資料の点数化」を行った大学は9.2%にとどまったという。
旺文社は、「2021年国公私立入試 【学部別&日程別】 志願者最新レポート」を公表した。それによると、国公立大学入試・私立大学一般入試もともに前年から志願者が減少したが、特に私立大学の志願者の減少が著しく、前年からの減少率が10%を上回ったという。
旺文社は、文部科学省発表の「学校基本調査」をもとに、2020年春に卒業した高校生の現役進学率を発表した。それによると、大学・短大への現役進学率は55%を超え、その理由の一つが推薦入試やAO入試での入学者の増加だという。