- 2020年8月13日
2021年度大学入学共通テスト受験案内公開――新型コロナウイルス感染症対策に伴う変更も
大学入試センターは、2021年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの受験案内を公開した。受験案内では、これまでの大学入試センター試験からの主な変更点や新型コロナウイルス感染症対策に伴う変更点、2021年度大学入学共通テスト実施日程などが明らかにされている。
大学入試センターは、2021年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの受験案内を公開した。受験案内では、これまでの大学入試センター試験からの主な変更点や新型コロナウイルス感染症対策に伴う変更点、2021年度大学入学共通テスト実施日程などが明らかにされている。
国立大学協会は、新型コロナウイルスに感染した入学志願者の受験機会を確保するため、感染者などに対して追試験を実施するよう通知した。追試験の実施は、国立大学の2次試験終了後を予定している。
九州大学は、工学部で新たに融合基礎工学科と量子物理工学科を新設。これまでの6学科から12学科に改編する。一方、工学府は13専攻から11専攻に改編する。
九州大学工学部は、2021年4月から6学科群・12学科に改組。志願先も変更となり、一般選抜(前期日程・後期日程)では学科群で志望を出すことになる。
日本私立大学協会(私大協)は、「大学入学共通テスト」の利用に関する緊急アンケートを実施。英語4技能の評価については一般入試において 「実施しない」私大が 49.0%を占め、4技能民間資格検定試験については77.3%が「不要」と考えていた。さらに共通テストにおいて記述式問題の出題は「不要」と 85.3% が回答した。
東京大学は入学者選抜のために「大学入学共通テスト」を利用し、英語のリスニングの点数も合否判定に活用する。これまでのセンター試験の英語では、筆記だけを課していた。