私大の大学入学共通テスト英語利用、リーディング:リスニングの配点比率は1:1が約半数で最多

旺文社は2020年10月12日、私立大学が2021年度の一般選抜で大学入学共通テストの英語のリーディングとリスニングを利用する場合の配点比率を集約した結果を発表した。それによると、リーディング:リスニングの配点比率を1:1としている大学が約半数で最多だったという。

大学入学共通テストの前身である大学入試センター試験では、英語の配点は筆記が200点、リスニングが50点で、筆記:リスニングの配点比率は4:1だった。私立大学が実際の入試で大学入試センター試験の筆記とリスニングの両方を利用する場合、ほとんどの大学で筆記とリスニングの合計点である250点を200点に換算し、筆記160点、リスニング40点として利用していた。つまり、大多数の大学で配点比率は4:1のままだった。

一方、大学入学共通テストの英語の配点は、リーディング100点、リスニング100点であり、リーディング:リスニングの配点比率は1:1となっている。ただし、大学入学共通テストを一般選抜で利用する場合、リーディングとリスニングの各技能にどのような比率で配点するかは、今まで通り各大学の判断に委ねられている。

そこで旺文社は、2020年度の一般入試において志願者数で上位100位以内だった私立大学と各エリアの大規模私立大学(合計105校)が、大学入学共通テストのリーディングとリスニングの両方を一般選抜で利用・併用する場合の配点比率について調査した。

その結果、リーディング:リスニングの配点比率は1:1が46.8%で最多であることが明らかになった。4:1が26.2%と続き、3:1は13.5%で、これら3つの比率が全体の86.5%を占めている。従来は4:1が大多数だったことを考えると、リスニングの技能を評価する大学が増えていることがうかがえる。

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