大学入試センターは2020年10月8日、2021年度の大学入学共通テストの出願状況を発表した。それによると、受付最終日である10月8日17時時点の出願総数は前年より1万6266人少ない51万4651人だったという。
特に高等学校卒業者などの志願者数が減少している。出願総数のうち、学校経由で出願した高等学校などの卒業見込者は前年より465人少ない44万555人だったが、個人で直接出願した高等学校卒業者などは前年より1万5801人少ない7万4096人だった。
2021年1月16日と17日、1月30日と31日の試験実施期日別出願状況については、来週発表する予定。重複出願等の確認、確認はがき(出願受理通知)の送付、試験場の指定の後に確定する志願者数などの統計資料や試験場一覧については、12月上旬に発表するとしている。
共通テストは、2025年から科目の追加や試験時間の変更が予定されている。共通テストの詳しい内容や対策方法についての記事も参考に、対策に励んでいただきたい。