お茶の水女子大学は2027年度以降の入学者を対象とした授業料改定案について、具体的な検討段階に入ったことを明らかにした。
2027年4月以降に入学した学部生および2028年4月以降入学の博士前期課程学生について、現行の授業料53万5,800円を64万2,960円へと引き上げる案である。現行比20%の増額であり、増額幅は10万7,160円となる。
学部の3年次編入生については、学年進行に合わせて2029年4月以降に改定後の授業料を適用する予定だ。
2026年度以前に入学した学部生、2027年度以前に入学した博士前期課程学生については、当該課程に在籍している間は現行の授業料が適用される。また、博士後期課程の授業料、入学料、検定料は改定しない。
大学は、物価や人件費の上昇、教育研究設備やICT環境の高度化に対応し、教育・学修環境を維持・充実させるため、安定的な財源の確保が必要だとしている。
一方、経済的な理由で進学や修学の機会が損なわれないよう、授業料減免制度や大学独自の奨学金制度の拡充も検討する。今後は学生や教職員、卒業生、保護者などから意見を募り、学内での審議を経て、2026年10月末をめどに最終決定する予定だ。
関連リンク
国立学法人お茶の水女子大学 2027年度以降入学者の授業料改定(案)の検討について(PDF)