塾・予備校比較ナビは2021年8月、主要な塾・予備校の合格実績をまとめた「2021年 東京大学合格実績ランキング」「2021年 京都大学合格実績ランキング」を発表した。
今年の東京大学合格実績ランキング上位層の顔ぶれは、例年と比べて特に変化はない。昨年と同様、1位に駿台予備学校、2位に河合塾・河合塾マナビス、3位に東進、4位に鉄緑会、5位に臨海セミナーがランクインし、ランキングトップ5を占めた。
しかし、合格者数は昨年に比べて変化がある。駿台予備校が1373人から1474に、東進が802から816人に増やす一方で、河合塾・河合塾マナビスは1313人から1207人に、鉄緑会は439人から412人に、臨海セミナーは214人から183人に減らしている。
なお、現役のみに限ると今年も東進が1位で、前年の802人を上回る816人の合格者を出した。対して、昨年2位の鉄緑会と3位の早稲田アカデミーは共に合格者数を下げた。鉄緑会は439人から412人に、早稲田アカデミーは81人から70人に減少している。
京都大学合格実績ランキングの方もトップ5はほぼ変化なし。昨年同様、駿台予備学校が1位、河合塾・河合塾マナビスが2位、東進が3位、Z会（教室）が4位となった。ただし5位は変動があり、ティエラコムが研伸館に譲った。
合格者数は駿台予備学校、河合塾・河合塾マナビス、Z会（教室）がその数を減らした。特に河合塾・河合塾マナビスの変化は著しく、昨年1329人だった合格者数が1217人にまで減少した。一方で、東進は451人から461人と10人だが合格者を増やしている。