九州大学は2021年3月16日、新入生向けの窓口AIシステムとして、「九大学務LINE」β版をリリースした。奨学金制度や入寮手続きといった新入生から毎年よくある質問に対して、自動応答チャットボットがスムーズに回答する。
同大学では、コロナ禍でも学生が安心・安全に過ごせるよう「九州大学With & Beyondコロナ時代における学生のための安心・安全プラン」を策定している。その取り組みの一つとして、学生生活をサポートする「学生窓口AIシステム」の開発が進行中だ。
九大学務LINEには、同大学の学生が運営するquickQ(iQ Lab)が企画、設計、開発に携わっており、学生が利用しやすいサービスを学生目線で開発している。これまでも、 LINEのチャットボットなどを用いて、PCのセッティングやオンライン授業のサポートに取り組んできたという。
今回開発されたβ版は、主に新入生向けのサポートシステムだ。今後、2021年度にかけて、在学生も含めさまざまな対応窓口を増やしていくとしている。
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