名工大大学院、ドイツの大学と「国際連携エネルギー変換システム専攻」を開設 

名古屋工業大学は2023年4月13日、ドイツのエアランゲンニュルンベルク大学(FAU)との連携で同大学大学院工学研究科(博士後期課程)に開設するジョイントディグリープログラム「国際連携エネルギー変換システム専攻」の入試概要を公表した。同専攻は現在、2024年4月からの入学者受け入れに向け、準備を進めている。

同専攻では、エネルギー変換システムに関連する分野の研究を通じ、優れて高度な専門知識と能力を有するとともに、国際社会における価値観の変容や科学技術の進歩などさまざまな変化を柔軟に受け入れ、新たな価値を創造して社会を変革する人材の育成を目指す。両大学で同専攻を学ぶ学生は、1年間程度相手の大学に滞在し、研究指導を受ける予定だという。

FAUは1743年に設立されたドイツを代表する名門大学の1つで、バイエルン州第3の規模を誇る。名古屋工大とは2009年に部局間交流協定、2011年に大学間交流協定を締結し、活発な交流と共同研究を続けている。

募集人員は、名古屋工大とFAU、それぞれ2人。出願要件は、修士の学位や専門職学位を有する者、または2024年3月31日までに取得見込みの者となっている。入試日程は、出願が2023年7月25日から27日、口述試験・面接が8月23日の予定で、9月8日に合格発表が行われる。

正式な募集要項は、改組計画が認められた後、名古屋工大の公式ホームページで7月上旬に発表される。

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名古屋工業大学・エアランゲンニュルンベルク大学国際連携エネルギー変換システム専攻(2024年度設置計画中)入試概要の公表について

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