東洋大学情報連携学部(INIAD)は2023年5月31日、高校生を対象としたプログラミング講座を7月と8月にオンラインで開催すると発表した。学部の教育内容や教育方法を知ってもらうのが目的で、実際にPythonプログラミングの初歩を学べる。日程は2023年7月8日と22日、8月5日、19日の計4回。申込締切は6月30日。
対象はINIADへの進学を検討する高校生で、学年は問わない。事前に予習をしたうえで、講義で演習を行うというスタイルのため、Microsoft EdgeやGoogle ChromeなどのWebブラウザがインストールされ、カメラとマイクが使用可能なパソコンと、自分のGoogleアカウントが必要になる。
講義ではINIADでの学習内容を紹介するほか、実際に自分のパソコンで簡単なPythonプログラムを書けるようになることを目指す。大学入学後すぐに学ぶものと同じ内容で、課題や小テストもある。また、INIADのAO型推薦入試(INIAD MOOCs型)で行われる事前適性審査の「プログラミング」は、今回の講義内容の範囲から出題される。
INIADは「コンピュータを味方につけ、さまざまな人々やAIをはじめとした最先端デジタル技術と連携しながら、未来を創り出していく人材を育てる」を目標に掲げている。学生は、入学直後からプログラミングを中心としたコンピュータ・サイエンスを学び、普段の学習も、AIを活用しながら進めるのが特徴。卒業時には十分社会で通用する知識・スキルを身に付けられるよう設計されている。
講座の申し込みは、INIAD公式サイトの申し込みフォームから。