日本金融教育支援機構は2023年6月15日から、中高生を対象にした金融教育動画コンテスト「FESコンテスト」への応募作を募集している。締め切りは9月15日で、12月頃に審査発表や表彰式が行われる。
募集する作品は、小学生向けの金融教育用のコンテンツで45秒～60秒の縦型動画作品。アニメーション、実写など表現方法は問わない。応募資格は全国の中学・高校生で、個人でも団体でも応募できる。
募集は「Study部門」と「Challenge部門」の2部門に分かれており、「Study部門」は、お金に関する8つの力「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」からテーマを一つ選択する。「Challenge部門」は協賛企業が提示するテーマから一つを選択して作品を作る。
審査のポイントは、一次審査が楽しさと教育的価値、SNSでのシェアされやすさ。最終審査はインパクトや創造性、映像のクオリティ、編集の流れなどが選考ポイントとなる。選考結果は12月に発表される予定で、最優秀賞1点、優秀賞1点などが選ばれる。また、優秀な作品は消費者庁の教材や同機構の金融教育などで使用される。
同機構は、中高生が小学生に伝えるという形を取ることで、自分より下の世代に伝えるために自分たちの視点から金融をとらえ、わかりやすく伝えるために深く学び、理解を深めてもらうことを狙った。また、運営には大学生が参加しており、大学生にも金融教育について学ぶ機会にしてもらうという。
作品の応募は、LINE公式アカウントもしくはGoogleフォームから。詳しい応募方法は同機構公式サイトに記載されている。