奨学金返還支援制度「助成候補者」を追加募集 徳島県

大学などを卒業後、県内の事業所で正規職員として一定期間以上就業することを条件に、奨学金の返還を支援する独自の制度を設けている徳島県は2023年1月6日、支援助成の候補者を追加募集すると発表した。締め切りは2月10日(当日消印有効)。

追加募集しているのは、「徳島県奨学金返還支援制度」による助成を希望する全国の大学、短大、高等専門学校、専修学校専門課程、大学院などの在学生と卒業生。2022年度か23年度に卒業し、卒業した年の9月末までに徳島県内で就職する人が対象となる。既卒者の場合は24年9月までに就職する人が対象で、いずれも30歳以下(24年4月1日現在)の人。

募集人数は150人程度で、就職して4年目から、奨学金の種類などに応じて借り入れ額や返還残額の2分の1から3分の1の助成を受けられる。ただし、学校の種類によって100万円から50万円までの上限がある。

応募は徳島県公式ホームページ内にある申請書に必要事項を記入し、奨学金貸与証明書や学業成績証明書、学校の推薦書など必要書類とともに、徳島県政策創造部県立総合大学校本部へ簡易書留で郵送する。選考は書類選考で、結果は文書で通知される。

送付先などの詳細は、徳島県ホームページにて確認できる。

本記事では徳島県の奨学金返還支援制度を紹介したが、受験を控える人は、予備校でかかる授業料や費用を抑える方法などを紹介した記事も読んで、予備校選びの参考にしていただきたい。

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