東進の「過去問演習講座」が767大学対象に 国内の全大学に対応へ

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは2023年11月23日、東進に通う受験生を対象とした「過去問演習講座 国公立二次・私大対策」を大幅に拡充し、これまでの101大学から、全国の国公立大学・私立大学、全767大学を対象に採点指導を行うと発表した。

「過去問演習講座」は東大現役合格実績が845人にのぼるなど、東進の現役合格実績を伸ばす原動力の一つとなっている。これまで、採点指導は101大学610学部にとどまっていたが、「生徒の志望校合格に必要なすべてを提供する」との考えに基づき、それ以外の大学についても5年分の採点指導を行うことにした。

新たな過去問演習講座 は東進ハイスクール、東進衛星予備校に通う受験生が対象で、11月15日から開講した。従来の演習講座では対象外だった大学のうち、過去の入試問題が入手可能な666大学を対象に答案の添削、採点を行う。

過去5年間の問題に対し、同一問題については3回まで採点する。採点は正解か不正解かだけでなく、どの部分で加点・減点されているのかを示し、答案上で解答作成の方針や正答も示す。これによって、間違った問題の解き方を理解し、繰り返し復習ができる。受講料は1万9250円(税込)となっている。

[関連リンク]

東進の合格実績の原動力「過去問演習講座」が進化 全大学を対象に過去問演習を採点これまでの101大学から全767大学へ拡大 11/15開講

[関連記事]