厚生労働省は2022年3月16日、同年1月29日および30日に実施された第115回歯科医師国家試験の合格発表を行った。新卒合格率が最も高かったのは、96.0%の東京歯科大学だった。
同試験の受験者は、3198人。うち合格者は1969人で、合格率は61.6%だった。新卒者に絞った場合の受験者は、1999人。うち合格者は1542人で、合格率は77.1%だった。
平均合格率は、国立大学で72.4%、公立大学で76.8%、私立大学で58.0%、認定および予備試験で33.3%だった。新卒に絞った場合の平均合格率は、国立大学で80.5%、公立大学で86.5%、私立大学で75.4%、認定および予備試験で33.3%だった。
合格率が最も高かった大学は、94.8%の東京歯科大学。以下、81.4%の昭和大学歯学部、81.0%の岡山大学歯学部、80.7%の大阪大学歯学部および日本歯科大学新潟歯学部を含む日本歯科大学新潟生命歯学部が続いている。
新卒合格率が最も高かった大学は、96.0%の東京歯科大学だった。以下、90.4%の松本歯科大学、90.2%の岡山大学歯学部、88.9%の日本歯科大学新潟歯学部を含む日本歯科大学新潟生命歯学部、88.5%の昭和大学歯学部が続いている。
歯学部は難易度が高く、受験に向けて予備校に通う人も多い。歯学部を目指す人は、予備校の選び方や大手予備校の特徴を解説した記事も読んで、予備校選びの参考としてほしい。