聖心女子大学は2022年3月15日、2021年度に新設したオンライン短期留学制度の満足度が100%に達したことを受け、2022年度も継続を予定していることを発表した。
同大学は、全学年、全学科の学生が語学力を問わず参加できる短期留学制度を設けている。例年、夏季休暇を利用して、11校の短期留学協定校で開講されている外国語研修プログラムに参加していたが、2020年度は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて中止された。
そこで、2021年度に、コロナ禍における海外交流機会の安定的な提供を図るため、オンライン短期留学制度を新設。協定を結ぶアメリカのカリフォルニア大学デイビス校、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学、フランスのリヨン・カトリック大学、韓国のソウル女子大学、台湾の輔仁大学が提供するオンラインプログラムを修了し、所定の成績を収めることで2単位が認定されることとなった。
2021年度の夏期に実施されたオンライン短期留学には、37人が参加。参加理由は、「語学学習」が97%で最多だった。以下、78%の「異文化交流」、59%の「単位取得」が続いている。
オンライン短期留学制度に「満足している」と回答した学生は35%、「大変満足している」と回答した学生は65%となり、満足度は100%に達した。
同大学は学生の好評を受け、今春にもオンライン短期留学を追加実施。現在、6名が参加している。また、同大学は2022年度もオンライン短期留学の継続を予定している。
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