名城大学、「日進市自動運転実装コンソーシアム」に参画――自動運転バスの実証実験を連携実施

名城大学は2023年1月25日、連携協定を締結している愛知県日進市で設立された自動運転バスの実証実験に連携して取り組むための共同事業体「日進市自動運転実装コンソーシアム」に参画することを発表した。

同コンソーシアムは、日進市での新たな交通手段の確立やスマートシティの実現に向けた取り組みの一環として、自動運転バスの実証実験を実施するため、日進市と名城大学、BOLDLY、名鉄バス、セネック、マクニカで2022年12月に設立されたもの。名城大学は連携協定を結んでおり、総合グラウンドもあることから日進市より協力要請があり、10学部を擁する文理融合の総合大学として貢献できるとして参画することになった。

名城大学側は、交通計画が専門で、「日進市地域公共交通会議」の会長を務めて日進市の交通に精通している理工学部社会基盤デザイン工学科の松本幸正教授が中心となり、実証実験の実施に当たってアドバイスをしたり、市民の理解や賛同が得られているかどうかの「社会的受容性」を評価したりするほか、実証実験の結果をもとに今後の交通システムの構築にどうつなげていくかを考えていく役割を担う。

実証実験は、第1期が1月26日から31日まで、第2期は2月1日から28日までの火曜~土曜日に日進市役所と日進駅の間を運行する予定で、誰もが予約なしで乗車できる。日進市によると、実験終了後も実用化を見据えて運行を検討していくという。

名城大学の取り組みを紹介したが、名城大学の入試制度や難易度、出題傾向、対策ポイントなどの記事も参考に、受験勉強に取り組んでいただきたい。

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