現役大学生が習得している英語力――英検2級以上が4割超え、英検1級レベルは5%強も

児童英語研究所は、現役大学生1109人を対象に実施した「受験英語に関するアンケート調査」の結果を発表した。今回の調査により、4割以上の現役大学生が、英語技能検定(英検)2級レベルの英語力を身に付けていることが分かったという。

本調査では、どの程度の英語スキルを身に付けているかを尋ねた。その結果、26.6%が「英検2級(TOEIC 550点~740点、TOEFL iBT 61~79点)」と回答。さらに、9.5%が「英検準1級(TOEIC 740点~869点、TOEFL iBT 80~99点)、5.3%が「英検1級(TOEIC 870点~990点、TOEFL iBT 100~120点)」と答えた。回答者の41.4%が英検2級以上の英語力を身に付けている。

また、英語力を習得するのに苦労したことについて問うと、41.4%が「英単語や文法を覚えること」と回答。次いで、37.9%が「長文読解や話している内容を理解すること」、34.2%が「実践的な英語力を身に付けること」と答えた。

大学受験までにどの程度の英語力を身に付けるべきかについても尋ねたところ、「英検2級(TOEIC 550点~740点、TOEFL iBT 61~79点)」との回答が32.5%で最多。次いで、「英検準1級(TOEIC 740点~869点、TOEFL iBT 80~99点)」が20.3%、英検1級(TOEIC 870点~990点、TOEFL iBT 100~120点)が7.6%と続いた。

児童英語研究所は、「6割以上の学生が英検2級以上を、そしてその3分の1の学生が、英検準1級程度の英語スキルを身に付けておくと、大学受験の際に有利になると考えていることが分かった」としている。

英語は、文系理系問わず、受験の必須学習科目であり、早いうちから段階的に学ぶ必要がある。英語に苦手意識がある人や英語に関わる学部を目指す人は、英語が伸ばせる塾・予備校について紹介した記事も読んで、参考にしてほしい。

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