保護者の3人に2人が「部活動は子供の勉強によい影響」ーー栄光ゼミナール調査

Z会グループの進学塾・栄光ゼミナールは2023年6月22日、高校生の子供をもつ保護者の3人に2人が「部活動が勉強によい影響を与えている」と考えていると、同塾の実態調査で明らかになったと発表した。

調査は5月6日から21日まで、栄光ゼミナールの各教室に通う高校生の保護者を対象にインターネットで実施した。回答者数は2371人、うち部活動に所属しているのは2026人だった。

調査結果によると、「部活動が勉強に良い影響を与えていると感じるか」という問いに対し、「とても感じる」が14.1%、「どちらかといえば感じる」が51.9%で、保護者の約3分の2が、部活動は子供の勉強にプラスになると感じていることがわかった。

また、「子供が部活動と勉強を両立できていると感じるか」という問いに対しても、「とても感じる」が12.7%、「どちらかといえば感じる」が55.5%という結果となり、同塾は「多くの保護者が、子供は部活動と勉強を両立できていると感じており、両立しようとする姿勢や努力を評価している」としている。

部活動に所属することのメリットについては「人間関係が広がる」が55.0%と最も多かった。ついで「協調性・チームワークが身に付く」が43.6%、「体力が向上する」が31.0%だった。一方、デメリットについては「子供の勉強時間が減る」が43.2%で最も多かったが、「特にない」も39.9%と高かった。

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2023 高校の部活動と勉強に関する実態調査