学校法人塚本学院は、大阪芸術大学グループの新たな医療系大学として、2026年4月に大阪医療大学を開学すると発表した。医療看護学部・理学療法学科と看護学科を設置し、初年度は各学科40名、計80名の学生を受け入れる。
理学療法学科では、症状や障がいを持つ方へのリハビリテーションに加え、病気の予防と健康づくりに貢献する人材を育成する。一方の看護学科では、医療現場で必要とされる看護技術、状況に応じた判断力・実践力だけでなく、多様な職種の人々と協働しながら健康課題の解決に取り組む医療人を育てるとしている。
同大学では少人数制教育と最新の医療設備を整え、医療・福祉から地域の健康づくりまで幅広く活躍できる人材の育成を目指す。芸術大学を運営する大阪芸術大学グループの特色を活かし、感性や発想力を育む教育を展開する予定だ。
新キャンパスは最新の実習施設やシミュレーション機器を備え、学生が臨床に近い環境で学ぶことが可能だ。教育と環境の両面から、次世代の医療を担う人材を総合的に支援する大学として期待が高まっている。
2025年9月10日に学生募集要項を公開、さらに総合型選抜入学試験1期のWeb出願を、2025年9月22日(月)~9月30日(火)まで受け付けている。1期の募集人数は各学科で10名とし、2期募集、公募推薦型入試、一般選抜入試と続く予定だ。