東北大学は2020年3月31日、令和3(2021)年度の入学者選抜について、同大学を第一志望とする受験者を対象としたAO入試Ⅱ期、AO入試Ⅲ期の募集人員を拡大すると発表した。そのほか、法学部をはじめとする文系学部の一般選抜(前期日程)の個別学力試験(第2次選考)において、「国語」の試験時間を延長する。
これまで同大学法学部のAO入試Ⅱ期の募集人員は20人、AO入試Ⅲ期の募集人員は22人だった。令和3年度におけるAO入試Ⅱ期の募集人員は4人増の24人、AO入試Ⅲ期の募集人員は2人増の24人に変更する。なお、一般選抜(前期日程)の募集人数は118人から6人減の112人となる。
また、より一層「論理的な思考力・判断力・表現力等」を適切に評価するため、法学部・文学部・教育学部・経済学部といった文系学部の一般選抜(前期日程)の個別学力試験(第2次選考)における「国語」の試験時間を、従来の120分から30分延ばし、150分に変更する。
東北大学で学びたいと強く考えている学生、高い国語力を持つ学生が欲しいという意図があるのだろうか。詳しい情報は、2020年6月公表予定の「令和3年度(2021年度)入学者選抜要項」に記載されるという。
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