2021年度大学入学共通テストの志願者数が確定――前年より約2万人減の53万5245人

大学入試センターは2020年12月8日、2021年度大学入学共通テストの志願者数が確定したことを発表した。それによると、総志願者数は前年より2万2454人少ない53万5245人だったという。

そのうち、現役生は前年より2440人少ない44万9795人、既卒者は前年より1万9369人少ない8万1007人、高卒認定などの志願者は前年より645人少ない4443人で、既卒生の志願者数の減少が特に著しかった。

日程別志願者数については、2021年1月16日および17日は53万4527人、2021年1月30日および31日は718人となった。出願書類の点検や重複出願の確認などを実施したため、2020年10月15日発表時点から志願者数に変更が生じている。

なお、2021年3月に卒業見込みの全現役生のうち、共通テストに出願した人の割合(現役志願率)は44.3%であり、前年より1ポイント増加している。

大学入学共通テストへの対策に関する直前実態調査の結果をまとめた記事も読んで、入試対策の参考にしていただきたい。

[関連リンク]

令和3年度大学入学共通テストの志願者数等について