近畿大学は2020年7月1日、全学的なコミュニケーションと本格的なオンライン授業の実現を押し進めるため、7月6日からSlack Japanのメッセージプラットフォーム「Slack」を導入することを発表した。導入対象は大学院・短期大学を含む全学生・教職員、計3万6801人。日本の大学で初めての試みとなる。
Slackは、全世界150カ国以上において、1200万人の日間アクティブユーザーに使用されているプラットフォームだ。教育現場では、米のエール大学やアリゾナ州立大学をはじめ、世界中の数多くの高等教育機関で導入されている。
Slackを利用すれば、学生は大人数のオンライン授業やオンデマンド(録画配信)授業で、分からないことがあれば気軽に質問できる。加えて、課題の配布や回収もSlackで行える。
また、研究室、卒研ゼミ、基礎ゼミ、実習、講義などの単位でチャンネルを作り、対面や電話、メールなどでの従来のやり取りをSlackを通して行うことで、学生がいつでもどこでもサポートを受けられるようになるという。
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