日中韓+ASEANでアジア高等教育共同体の形成へ――文科省、「大学の世界展開力強化事業」参加校を公募

文部科学省は2021年4月5日、アジア高等教育共同体の形成を促進するために実施する「大学の世界展開力強化事業」の2021年度公募要領案を公表した。

同事業は、文部科学省が日本にとって戦略的に重要な国・地域の大学と連携し、大学・学生間交流事業の推進を通じて大学の国際化を促進するもの。日中韓3カ国の間では、「キャンパス・アジア」と称し、2011〜2015年までをパイロットプログラムの第1モード、2016〜2020年までを本格実施の第2モードとして、大学の世界展開力強化のための財政支援を継続的に実施してきた。

2021年度には、日中韓の政府間合意に基づく質の保証を伴った第3モードが開始される。第3モードでは、日中韓の3カ国のみならず、それにASEANを含む「キャンパス・アジアプラス」にも質保証の枠組みを拡大させることを目指すという。

暫定版の公募要領によると、本事業には日本の国公私立大学が申請できる。補助金基準額はキャンパス・アジアで年間1300万円、キャンパス・アジアプラスで年間1580万円となり、補助事業上限額は設定されていない。正式な公募開始は、4月中下旬となる見込みだ。

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令和3年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業」~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進~ 公募要領(案)の掲載について:文部科学省