コロナ感染拡大で外国人留学生が減少――2020年は前年比10.4%減の27万9597人

文部科学省は2021年3月30日、日本学生支援機構が実施した「外国人留学生在籍状況調査」と「日本人学生留学状況調査」の結果を発表した。それによると、2020年の外国人留学生数は前年比10.4%減、2019年度の日本人留学生数は前年度比6.8%減だったという。

発表によると、2020年5月1日時点での外国人留学生数は、前年より3万2617人少ない27万9597人だった。留学生数の多い国・地域での減少も著しく、中国は前年比2591人減の12万1845人、ベトナムは前年比1万1156人減の6万2233人、ネパールは前年比2306人減の2万4002人となっている。

減少率を見てみると、スリランカが前年比27.7%減、台湾が前年比26.0%減、ミャンマーが前年比21.8%減となっており、全体での減少率は10.4%だった。留学生数が減少した理由としては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による入国制限措置などが大きく影響したことが挙げられるという。

2019年度の日本人の海外留学者数は、前年度より7800人少ない10万7346人だった。主な留学先の日本人留学生数は、アメリカ合衆国が前年度比1753人減の1万8138人、オーストラリアが前年度比444人減の9594人、カナダが前年度比711人減の9324人となっている。日本人の海外留学者数の減少についても、各国が入国制限などの対策を講じたことが影響したとしている。

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「外国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について