東工大、一橋大、多摩美が連携――2022年度から価値創造人材育成プログラム「テックリ」を開講

東京工業大学は2021年10月26日、文部科学省の2021年度「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」の事業責任大学として、一橋大学や多摩美術大学と連携して2022年度から価値創造人材育成プログラム「Technology Creatives Program(通称テックリ)」を開講することを発表した。

同事業の目的は、エンジニアとデザイナーが価値創造スキルを身に着け、先端技術を活用して社会共創の機会をつかむためのプログラムを開発し、そのプログラムを実施するための拠点を形成することだ。その事業責任大学として、2021年度は東京工業大学と京都大学の2校が選ばれている。

本事業において、東京工業大学が一橋大学や多摩美術大学と共に開発したプログラムがTechnology Creatives Programだ。社会人を対象として約6カ月間開講される同プログラムでは、テクノロジー、アート・デザイン、ビジネスの全方位指導体制を通じて、価値創造人材に必要な能力育成とネットワークの構築を図る。

Technology Creatives Programは主に、東京工業大学大岡山キャンパスと多摩美術大学上野毛キャンパスで開講される。履修者の募集は2022年7月から開始する。プログラムの内容やスケジュールなどの詳細は、東京工業大学のウェブサイトで随時案内するとしている。

東工大や一橋大は、難関大学として有名だが、国公立大や私立大など大学の合格実績を比較し、予備校をランキング形式で紹介したページも参考にしてみてほしい。

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多摩美術大学、一橋大学と連携して価値創造人材育成プログラム「Technology Creatives Program(通称テックリ)」を2022年度から開講