東進が受験生の志望動向を調査――文系不人気・理系人気の傾向続き、特に「工学」の人気が突出

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは2021年5月26日、同年4月25日に実施した「第2回共通テスト本番レベル模試」の受験者の志望校を分析し、過去3カ年のデータと比較したと発表した。その結果によると、文系人気の低下と理系人気の上昇という近年の傾向は変わっておらず、特に「工学」の人気が高まっていることが分かったという。

同調査によると、2021年の文系志望者の割合は、「経済・経営・商」が13.3%、「文・人文・人間系」が9.9%、「法・政治」が7.8%、「社会・社会福祉」が3.4%、「外国語」が1.7%だった。「文・人文・人間系」は前年を上回る数値を上げたが、その他の文系学部は前年を下回る結果となった。特に「経済・経営・商」は2018年と比べて2.9ポイントも下落していた。

一方、2021年の理系志望者の割合は、「工学」が21.3%、「理学」が7.8%、「農林・水産・獣医」が3.8%だった。「理学」は前年を下回る結果となったが、「工学」「農林・水産・獣医」は前年を上回る数値を上げた。特に「工学」は2018年と比べて1.8ポイント増加していた。

2021年の医学系・薬学系志望者の割合は、「医学」が8%、「看護・保健・医療技術」が5.2%、「薬学」が4.4%、「歯学」が0.6%だった。「看護・保健・医療技術」が前年を下回る一方で、その他の学部系統は前年を上回った。特に「医学」は2018年と比べて1.9ポイント増加している。

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