【岩手大学】農学部の一般選抜前期日程入試で合否判定ミス|1名を追加合格

2025年6月27日、岩手大学は2025年2月25日に実施した一般選抜前期日程において、判定システムの不具合で、農学部の合否判定に誤りがあったことを明らかにした。

6月上旬に職員が2025年度入試のデータを検証したところ、農学部の合否判定審査資料において大学入学共通テストの得点合計に一部科目の得点が加算されていなかったことが判明。一般選抜前期日程の農学部受験者276名を対象に、改めて合否判定を実施したところ、不合格者としていた1名が合格であることが判明した。

2025年入試にともない合否判定に用いる入試システムの改修をしたところ、一部得点が加算されない不具合が発生したことが原因。事前点検では資料の誤りを発見できず、その結果、誤った入試判定に至ったと考えられる。

同大学は、合格者とその家族に対して謝罪、入学を希望する場合は最大限の学修支援を行うと発表した。本件に起因する経費の補償などについても真摯に対応するとしている。

大学側は「受験生と家族に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。今回の事態を厳粛に受け止め再発防止に努める」と述べた。

関連リンク

令和7年度一般選抜前期日程にかかる合否判定の誤りについて

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