茨城大学、新たな学士課程「地域未来共創学環」開設 ――2024年から学生受け入れ開始

茨城大学は2023年7月18日、新たな学士課程「地域未来共創学環」の設置が文部科学省から認められたことを発表した。来年2024年から学生を受け入れ、新たな教育をスタートさせるという。

地域未来共創学環は、学部等連係課程制度を活用し、同大学の人文社会科学部・工学部・農学部との連係によって開設する学部相当の教育組織。入学定員は40名で、卒業時には学士(学術)の学位を授与する。

同学環では、分野・文理横断型の特色を生かし、ビジネスとデータサイエンスの専門知識とソーシャル・アントレプレナーシップ(社会的起業家精神)を基盤として、地域課題の解決や新たな価値創出に挑戦できる実践的な人材を養成する。

また、同学環が掲げる「地域と創り、地域と育てる」というコンセプトを象徴する取り組みとして、企業や自治体で実際に働くことで大学での学びを実社会で応用する「コーオプ実習(長期有給実習)」を導入。地域の未来へ向けた企業、自治体、大学の3者の緊密な連携による共創教育体制の実現を目指す。

同学環の2024年度の入学者選抜では、入学定員40人のうち、一般選抜で31人(前期日程24人、後期日程7人)、総合型選抜で9人を募集する。一般選抜の前期日程では、大学入学共通テスト、数学または外国語(英語)の個別学力検査、面接によって評価する。総合型選抜では、集団活動、面接によって評価する。文系・理系いずれの志願者も受験できる。学生募集要項の公表は9月上旬を予定している。

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地域未来共創学環 _ 茨城大学

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