青山学院大学は2023年5月19日、同月20日に青山学院大学革新技術と社会共創研究所が「Aoyama Creative Learning Lab(青学つくまなラボ)」を新たに設置することを発表した。
同ラボは、「つくることでまなぶ」をコンセプトとしている。大学・大学院の学生だけでなく、青山学院の初等部・中等部・高等部の児童・生徒も対象にしており、教職員と一緒になって学べる場とする。青山学院が長年培ってきた学びの場づくりと連動させることで、多様な創造的知性を育むという。
同ラボは産官学協働事業として運営し、青山学院に加え、GMOインターネットグループ株式会社、株式会社サイバーエージェント、株式会社KADOKAWA、渋谷区も参画している。協賛企業や渋谷区の協力を得ながら、「つくることでまなぶ」ことによって、自らを変えていくクリエイティブな場の構築を目指す。
同ラボには、プラスチック素材を熱して積層することで3Dモデルを実体化する熱溶解積層方式の「3Dプリンター」や、紫外線によって定着するインクを使用したインクジェット方式の「UVプリンター」、レーザー光による熱で素材を切断したり彫刻したりできる「レーザーカッター」、回転する切削工具によってプラスチックや木材などを削り出して形状を作り出す「CNCミリングマシン」、コンピューター制御によって指定されたデザインを糸を使用して布地に刺繍できる「電子刺繍ミシン」など、創造活動を促進する多様な設備が設置されている。
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青山学院大学革新技術と社会共創研究所が「Aoyama Creative Learning Lab(青学つくまなラボ)」を設置 _ 青山学院大学