生成AIを活用したプログラミング演習講座を開講 東進

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは2024年8月6日、最新の生成AI「GPT-4o」を活用した双方向のプログラミング演習講座「情報Ⅰ プログラミングノック」を同月5日に開講したと発表した。1000問のプログラミング演習問題を搭載した生成AIによる自動添削講座で、いつでもどこでも自分のペースで質の高い学習ができる。

「情報Ⅰ プログラミングノック」は、最新の生成AIであるGPT-4oを使って、東進が新たに開発したもの。生徒が書いたプログラミングの解答を、その場ですぐに、何度でも採点・添削する。問題は高校のカリキュラムから大学入学共通テストまで対応しており、東進の採点ノウハウを取り入れた生成AIのアドバイスを受けながら学ぶことで、効果的・効率的にプログラミング力を高められる。

情報Ⅰは2025年から大学入学共通テストに新たに追加され、初年度から国立大学の96.3%が必須科目としている。そのため、多くの高校生が手探り状態で対策を進めており、高校の教員からも「どのように学習すれば良いのか」「過去問などがなく対策が難しい」といった声が上がっている。

このため、東進は、試作問題などを徹底分析したうえで、23年から大学入学共通テスト「情報Ⅰ」体験模試など情報Ⅰの模試を7回実施し、のべ約25万人のデータを収集。その内容を分析し、「情報Ⅰ プログラミングノック」を開発した。

答案提出後は平均6~7秒で解答を添削し、アドバイスが表示される。問題で意図されている通りにコードが書けていれば、模範解答と一致しなくとも正解と判定。模範解答に縛られることなく、自分なりに考えたアプローチについて正誤を確認できるため、柔軟な発想力や問題解決能力の養成も可能になる。

受講料は7万7000円(税込)だが、今年度は初年度特別価格として半額の3万8500円(税込)になっている。

[関連リンク]

最新の生成 AI[GPT-4o]を活用した双方向のプログラミング演習 「情報Ⅰ プログラミングノック」開講 「英作文1000本ノック」に続く“革命的”添削講座 第2弾! 8/5開講

[関連記事]