立命館アジア太平洋大学、新たな寮費減免制度と奨学金制度を開始 2023年度から

大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学は2022年5月6日、2023年度から新たな寮費減免制度と、国内学生の授業料を全額減免する奨学金制度を開始することを発表した。

同大学は、世界中から集まった学生が生活を共にする国際教育寮「APハウス」を設置している。2023年度にはAPハウスが新設され、希望者全員がAPハウスに入寮できるようになる。それを踏まえ、「多文化共生キャンパスと寮生活で得られるより豊かな学びの機会を、財政不安に影響されることなく受けてもらいたい」という強い願いを込めて、入寮を促進するために寮費の減免制度を新たに導入する。

寮費減免の実施期間は、2023年度から2026年度まで。減免期間は入寮期間中の11か月分、減免範囲は11か月分の寮費の半額となっている。対象は、JASSO給付奨学金の受給者であり、入寮を希望する国内学生と、家計収入450万円未満の国際学生。採用人数は、国内学生が60人、国際学生が70人となっている。

また、 「国内優秀者育英奨学金制度」も新たに設ける。これは、2023年度4月以降、編入・転入学を除くすべての入試方式の合格者のうち、成績が優秀な4月・9月入学の国内学生に授業料の全額に相当する額を支給するもの。採用人数は37人。学期ごとに成績による継続審査を行うことを条件として、最大4年間支給する。

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【2023年度】奨学金についてのお知らせ_APUmate

新・学生支援制度ー2023年からスタート 学生寮の寮費減免制度の新規導入と授業料100%減免奨学金制度|立命館アジア太平洋大学のプレスリリース