神奈川大学、経済データ分析学科を2026年4月に設置予定 新カリキュラムを導入する学部も

神奈川大学は2024年7月30日、経済学部に「経済データ分析学科」を新設することと、人間科学部に「探究学修」を軸にした新たなカリキュラムを設置予定であることを発表した。時期はいずれも2026年4月としている。

経済学部に新設される、経済データ分析学科の入学定員は80人。国・自治体のデータを分析して政策に生かす「政策分析コース」と、経済データから社会を分析してビジネスに生かす「市場分析コース」の2コースを設置する。

講義では、ディスカッションやアクティブラーニングで学びを深める少人数教育を実施する。経済専修英語などで国際的感性を磨くほか、日本語によるリーディング・ライティングにも目を向け、ビジネス・政策立案に欠かせない正確な読解力や文章表現力、伝達力を身に付けるなど、日本語・英語ともにコミュニケーションを磨く。

また、人間科学部では「人間」や「人間が生きる地域・社会」の現在と未来を考える「探究学修」を軸にカリキュラムを構築する。一人ひとりの成長をサポートするゼミを充実させるほか、自由度の高いコース横断カリキュラム、仲間とともに活動する課題探究型学修、実学を学ぶフィールドワークや実験・実習、データ分析力を高めるデータサイエンスプログラム、多様なキャリア形成を促す豊富な資格メニューなどを展開。「ウェルビーイングとヘルシー」の向上を目指し、「探究の人科」として社会に貢献できる実践力を持つ人材を養成する。

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神奈川大学は2026年4月、経済学部に「経済データ分析学科」を開設(設置構想中)。人間科学部は「探究学修」を軸にした新しいカリキュラムを導入し、生まれ変わります。

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