東進ハイスクール・東進衛星予備校の学費はどれくらい? 基本の料金体系からシミュレーションまで解説

東進ハイスクール・東進衛星予備校は、毎年多くの受験生から高い人気を集めている大手予備校の1つです。生徒数が多く合格実績も年々右肩上がりのため、安心感のある予備校といえるでしょう。そのため、選択肢に東進が入っている人も多いのではないでしょうか。

予備校を決定する上で大事な要素の1つが「学費・料金」です。予備校に通うとなると、1年で数十万円から、目指す大学や学部などによっては100万円以上の学費がかかることもあります。決して小さい金額ではないので、なるべく料金を抑えつつ、効率的に受験勉強をしたいもの。そこで今回は、東進ハイスクール・東進衛星予備校の学費について解説します。基本的な料金体系を解説し、最後には1年間の学費をシミュレーションしました。予備校決めの際にぜひ参考にしてください。

東進ハイスクールってどんな予備校?

東進ハイスクール・東進衛星予備校は、河合塾・駿台予備校と並んで「3大予備校」の1つにも挙げられる予備校で、毎年名だたる難関大学に多くの合格者を輩出しています。例えば2021年度の東京大学の合格者は816名、旧七帝大、東工大、一橋大の合格者は合計3868名、全国の国公立大は合計1万6434人でした。しかもこれは現役生のみ、かつ、講習を受けただけの講習生は含まない人数です。年々合格者数が増えているのも注目ポイント。クオリティーの高い指導を行い、実績を挙げ続けている予備校です。

東進ハイスクールの校舎は関東圏を中心に96校あり、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の他には茨城県に2校と、静岡県・長野県・奈良県に1校ずつとなっています。主に現役生が対象です。浪人生は「本科コース」に通いますが、本科コースは北千住校や横浜校など9校のみとなります。

一方、東進衛星予備校は、東進ハイスクールと同じナガセグループの予備校で、直営の東進ハイスクールとは異なり、フランチャイズ経営となっています。約1000校もの校舎があり、北海道から沖縄県まで全国展開しているので、どの地域に住んでいても通いやすいことが魅力でしょう。

東進では、映像授業を中心に学習を進めていきます。実力派講師によるレベルの高い授業をいつでもどこでも受けられるのがうれしいポイントでしょう。特に課外活動が忙しい人や、地方に住む受験生におすすめです。映像授業は約1万種あり、レベルに合わせて選んだり、苦手な単元をカバーしたりできます。

また、東進ハイスクールは志望校対策も充実。AIを活用した完全個別対応の合格プログラムと、101大学600学部に細かく分かれた出題傾向の分析を掛け合わせることで、自分にぴったりの志望校対策が可能になります。また、採点・添削・解説授業付きの「過去問演習講座」も行っているので、講師と二人三脚で過去問対策ができます。

さらに、東進では担任制を採用。のべ100万人もの東進生のデータを活用し、一人ひとりに合わせたぴったりの「合格設計図」を作ってくれます。部活や課外活動で忙しい場合も、両立できる計画を提案してくれるので安心です。

東進ハイスクールと東進衛星予備校で、受けられる授業や、担任制などの基本的なサポート面に違いはありません。関東圏に住む人なら東進ハイスクール、地方に住む人なら東進衛星予備校がおすすめといえるでしょう。

東進ハイスクール・東進衛星予備校の基本の料金体系を解説!

ここからは東進の料金システムについて解説します(料金は全て税込みです)。東進に通う場合は、まず以下の料金を必ず支払うことになります。

①入学金:3万3000円
②担任指導費
 東進ハイスクール
  3万3000円(高3生が4講座以上申し込む場合、7万7000円)
 東進衛星予備校
  高3生:5万5000円
高2生以下:3万3000円
③通期講座(単科)受講料:7万7000円(※1)
④模試費
高3生: 2万9700円
高2生:1万4850円
高1生・高0生(※2):1万2650円

※1:「高等学校対応 理科基礎」(90分×15回)の受講料は5万7750円。
※2:高校生のレベルの学力を持つ意欲ある中高一貫校の中学生のこと。

「入学金」は初年度のみ発生し、その他の料金は年度ごとに発生します。「入学金」は入学時に支払う料金です。東進では一人ひとりに担任が付くため、「担任指導費」も必須となります。

「通期講座(単科)受講料」は、単科1講座あたりにかかる料金のことです。講座は「90分×20回」のものが多いのですが、時間と回数は講座によって異なります。複数の講座を受けたい場合、講座数に応じて料金が加算されます。

なお、多くの講座を申し込む場合は「志望校通期ユニット」を利用することでお得になります。志望校通期ユニットは、【指定された講座数の分の受講料、高速マスター基礎力養成講座受講料、テキスト代】などを含むセット料金のようなシステムです。内容は校舎によって異なりますので、正確な料金を知りたい方は各校舎に問い合わせてください。

「模試費」はその名の通り、模試の受験料です。東進では定額の模試費を設定しています。学年ごとに指定された金額を1年に1度支払えば、模試の度に受験料を支払うことなく、必要な模試を全て受験できるのです。一例として、以下のような東進模試を外部生と比べてお得に受けられますので、有効に活用しましょう。

模試名対象学年実施回数
共通テスト本番レベル模試中3年(高0生)~高3生年4回
東大本番レベル模試高1生~高3生年4回
早慶上理・難関国公立大模試高3生年5回
医学部82大学判定テスト高3生年2回

東進ハイスクール・東進衛星予備校では志望校対策をプラスしよう

東進ハイスクールでは基本の料金にプラスして、さらに講座を取ることも可能です。特に志望校対策が充実しているので、併せて受講を検討してみてください。東進の志望校対策講座には以下のようなものがあります。

  • 過去問演習講座(※)

プロによる採点や添削、解説授業を受けることができます。全国の101大学・600学部に対応しているので、志望校・志望学部の講座があるか探してみてください。

国公立二次対策(採点・添削・解説授業)10万4500円
国公立二次対策(採点・添削)5万8300円
私大対策(採点・添削・解説授業)9万2400円
私大対策(採点・添削)8万4700円
私大対策(採点)3万8500円

※対象大学の試験内容に応じて、講座の内容が異なります。詳細は公式パンフレット等を確認しましょう。

  • 志望校別単元ジャンル演習講座

東進が持つ10万問以上のデータベースの中から必要な問題が選び出され、無駄なく演習ができる講座。最新のAIを活用することで、一人ひとり最適な対策ができます。

志望校別単元ジャンル演習講座14万800円

さらに、これらの志望校対策講座がセットになったコースも用意されています。料金や申し込み条件は校舎によって異なりますので、詳しくは各校舎に問い合わせてください。

・夏期特訓コース
受講期間:5月~8月
必要な知識の抜けをなくし、過去問演習(大学入学共通テスト、二次・私大)を中心に志望校の分析を行い、対策するコース。
 
・仕上げ特訓コース
受講期間:9月~入試直前
入試問題に沿った解答力を強化するために、AIを活用した個人別の学習カリキュラムで志望校対策を行うコース。

東進ハイスクール・東進衛星予備校の学費は1年間でどれくらいかかる?

最後に、東進に入学して1年間通った場合、どのくらいの学費がかかるかシミュレーションしてみましょう。ここでは、私立文系志望・高3生、志望校通期ユニットやコースを利用しない場合を取り上げます。

①入学金3万3000円
②担任指導費東進ハイスクール 7万7000円
東進衛星予備校 5万5000円
③通期講座(単科)受講料
 英語2講座・国語2講座・社会1講座
7万7000円×5=38万5000円
④模試費(高3生)2万9700円
⑤過去問演習講座
 私大対策(採点・添削・解説授業)
9万2400円
⑥志望校別単元ジャンル演習講座14万800円
合計東進ハイスクール 75万7900円
東進衛星予備校 73万59000円

③「通期講座受講料」⑤「過去問演習講座」⑥「志望校別単元ジャンル演習講座」に関しては、ユニットやコースを利用することで、1つずつ単科で取るよりお得な料金になります。東進のスタッフとも相談しつつ、このようなシステムもうまく活用してみてください。

「東進以外の塾・予備校は、通学にかかる費用はどれくらいだろう? 」と思った人は、塾・予備校の平均的な費用、予備校の費用のチェックポイントの記事をぜひご覧ください。