高知大学、2025年度の定員増――文科省「魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増」での認定で

文部科学省は2024年6月19日、2025年度の魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増の選定結果を発表した。それによると、高知大学で定員増が認められたという。

魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増は、大学が地域貢献の役割や自らの存在価値を自覚し、地方公共団体、地元産業界、他の公私立大学などを巻き込んだ上で、地域のニーズを踏まえた大学の特色と強みを最大限に生かした取り組みを通じ、地方創生に資する魅力ある地方大学の実現のために、特例的かつ限定的に実施される。

今回は、2023年12月8日付けで各国立大学法人宛に公募を行い、2024年3月22日締切で取組構想の申請を受け付けた。その結果、高知大学1校から1件の申請があった。審査を経て、高知大学の構想を認可。定員増の運びとなった。

高知大学は、「IoPからはじまる地域創成リーダー人材育成~Super Regional Universityへの飛翔と地方創生~」と題した取組構想を申請。既設の農林海洋科学部農林資源科学科の5人の定員増が認められ、2025年度入学定員は140人となった。

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令和7年度魅力ある地方大学の実現に資する地方国立大学の定員増の選定結果について