日本医科大が医療健康科学部看護学科など26年4月に開設予定

日本医科大学は2024年7月17日、神奈川県川崎市に整備中の武蔵小杉キャンパスに「医療健康科学部看護学科(仮称)」と「看護学研究科看護学専攻修士課程(同)」を開設すると発表した。同キャンパスは2021年9月にリニューアルオープンした同大武蔵小杉病院に隣接しており、新学部・研究科の開設は2026年4月の予定となっている。

同大学では学部と研究科の新設について「社会情勢の変化から、看護師には患者の多様化や複雑性に対応した総合的な看護ケアを提供できる高い能力が求められており、このような時代の要請にこたえるため、人間としての豊かさと、確かな看護実践能力を備えた看護師・保健師を育成するとともに、研究を通じて看護師全体のレベルアップを目指す」としている。

医療健康科学部は看護学科のみで、入学定員は120人。看護学研究科看護学専攻(修士課程)の定員は12人。

24年7月21日、22日には同市コンベンションホールで、オープンキャンパスを開催。各種講演を開いたほか、VR教材をはじめとした未来型・シミュレーション教育を来場者に体験してもらった。また武蔵小杉病院の見学会も開かれ、ユニバーサル外来や病棟、ヘリポートなどを公開した。

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