私立大学の初年度学生納付金、前年度比0.4%増の約134万円に

文部科学省は、私立大学などの令和元年度(2019年度)入学者における学生納付金などの調査結果について公表した。それによると、私立大学における初年度学生納付金の平均は前年度に比べ0.4%増の134万723円だったという。

今回の調査では、2019年度の私立大学586大学における授業料は、前年度比0.8%増の91万1716円、入学料については0.5%減の24万8813円であることが分かった。さらに、初年度学生納付金(授業料、入学料、施設整備費の総計) については0.4%増の134万723円、実験実習科などを含めた初年度に納める総計も0.4%増の146万6530円であることが明らかになった。

学部別に初年度学生納付金を見ると、文科系は前年度より0.5%増の117万2582円、理科系は0.3%増の154万9688円、最も高額だったのは医歯系で0.4%減の480万3378円だった。

私立大学は学費が高いが、受験にも多くの費用がかかる。予備校にかかる平均的な費用やおすすめの塾・予備校を紹介した記事も読んで、余裕のある資金計画を立ててほしい。

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私立大学初年度学生納付金、平均134万723円