かんき出版は2020年6月17日、「東大の先生!文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!」を6月24日から全国の書店・オンライン書店などで発売すると発表した。
本書は、2019年1月21日に発売され20万部超えのベストセラーとなった前作「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」の高校数学版。読者からの「ぜひ続編として高校数学を!」との熱い要望を受け、出版が決まった。
本作では、分かりやすく教えることを得意とする東京大学教授の西成活裕先生と、数学が苦手な文系ライターの郷和貴氏の2人が前作同様にタッグを組み、高校数学の本質を解き明かす。カバーする領域は、新しい学習指導要領に基づく高校文系数学の9割方。加えて、本来なら理系コースの人だけが習うベクトルと微分積分がおまけとして収録されている。
本書は「R18指定」をうたっているが、それは、本書では教科書の無駄を徹底的に排除し、最速で高校数学の極意が分かるようになっているため、「この本を読むと、学校の授業のペースにイライラしてしまうであろう」からだという。
とはいえ、現役の学生がこの本を事前に読んでおけば、学校の授業がはかどること間違いなしとのことだ。
数学アレルギーを持っている人でもあっという間に高校数学をマスターできる「文系向け究極の高校数学ガイド」とうたう本書。この機会にぜひ手に取ってみてほしい。A5判256ページで、価格は1650円(税込)だ。
数学に苦手意識を持つ人や数学を伸ばしたいと考えている人は、数学に強い塾・予備校の選び方やおすすめの塾・予備校を紹介した記事も参考にしていただきたい。
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