神戸大学は、2019年度入試から実施してきた「志」特別選抜を、2026年度中に実施される2027年度入試をもって終了すると発表した。
「志」特別選抜は、神戸大学全体のアドミッション部門が中心的な役割を担い、各学部・学科と協力して実施してきた選抜方式である。学力の三要素をバランスよく評価し、「主体性を持ち、多様な人々と協働しつつ学習する態度」を重視しながら、さまざまな経験や意欲を持つ学生を迎え入れるうえで重要な役割を果たしてきた。
その一方で、神戸大学では近年、人文・人間科学、社会科学、自然科学、生命医学といった多様な分野の強みを生かし、人と知と価値を共創する教育研究を推進している。この動きに伴い、入学者選抜でも大学全体に共通する基準だけでなく、各学部・学科が求める資質や能力をより丁寧に評価する重要性が高まっている。
今後は、大学共通の理念を踏まえながら、各学部・学科のアドミッションポリシーに基づく特色ある選抜方式へ移行する。主体性や協働性、学ぶ意欲なども含めて総合的に評価し、神戸大学の教育・研究の方向性にふさわしい、多様で意欲ある学生の受入れを一層進める方針だ。