公立大学法人の長野大学は、学部の再編にともない、2026年4月より「共創情報科学部」と「地域経営学部」を開設する。
共創情報科学部は新設、地域経営学部は現行の「企業情報学部」と「環境ツーリズム学部」を統合・再編するものである。なお、現行の社会福祉学部は現状を維持する。
共創情報科学部は、同大学では初の「理系人材」を養成する新学部である。AIやデータサイエンスなどの情報科学を基盤とし、人と自然が調和する「共生社会」の創生を目指す。
AIを中心としたICTの仕組みと応用方法を学ぶ「知能コース」、人間中心発想でモノとコトを地域と共創して提案する方法を学ぶ「デザインコース」、自然環境の保全と経済成長を情報技術により両立させる方法を学ぶ「環境コース」を創設する。
「地域経営学部」では、経営学と社会学によって地域や企業の課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指す。経営学を基盤にイノベーションを推進する「経営イノベーションコース」、社会学を基盤に観光と環境、公共と地域づくりを学ぶ「地域サステナビリティコース」を展開する。
各学部の募集人員は、共創情報科学部で90名、地域経営学部で150名を予定している。
なお、2025年7月27日(日)と8月24日(日)には、学部の説明や模擬授業が受けられるオープンキャンパスを開催する。オープンキャンパスの参加は、専用の予約サイトより予約が必要だ。