東洋大学は、2027年4月に川越キャンパスで開設予定の「環境イノベーション学部」および大学院「環境イノベーション学研究科」について、文部科学省への設置届出が2026年6月19日に受理されたと発表した。
環境イノベーション学部は、科学的知識、デジタル技術、科学コミュニケーションを組み合わせ、複雑化する環境問題の解決に取り組む人材を育成する。(入学定員140名)
環境分野の基礎に加え、データサイエンスやデジタル技術を活用する「環境創造力」と、専門的な知識を社会に分かりやすく伝え、多様な関係者との協働を促す「科学コミュニケーション力」を養う。また、3年次からは「環境創造コース」と「科学コミュニケーションコース」に分かれ、専門性を深める。
川越キャンパス内にある約5ヘクタールの里山「こもれびの森」や、2027年1月に完成予定の環境配慮型新校舎も教材として活用する。新校舎はエネルギー消費実質ゼロを目指すZEB仕様で、地域住民や企業、行政との交流に用いる「サイエンスカフェ」も設置する予定だ。
企業や行政と連携した実地研修、経営者インタビュー、インターンシップなどを通じ、実感と実体験を重視した学びを展開する。卒業後のキャリアとして、環境に関わる官公庁や団体、まちづくりを担う建設業やインフラ関連企業など、幅広い分野での活躍が期待される。