長浜バイオ大学、2024年度開設「バイオデータサイエンス学科」に生成AIの利用法の教育を扱う講義・実習を設置予定

滋賀県中浜市にある長浜バイオ大学は2023年7月17日、2024年開設の「バイオデータサイエンス学科」においてChatGPTなどの生成AIの利用法の教育を扱う講義や実習を設置する予定であると発表した。

同大学では、2023年5月15日付、学長名で学生に対して生成AIの使用を奨励する「長浜バイオ大学における生成系 AI の使用に関する方針」を示している。

今回の講義設置の狙いは、今後、生成AIを含む機械学習を適切に利用するスキル教育が必要となることを踏まえて、過度に利用を制限することでこれらのスキルを身につける機会を抑制しないこととしている。ただし、あくまでも「主体性を持って利用する」スキル教育になるように留意して学生への指導を行うという。

8月7日には、デジタルイノベーション研究会主催のセミナー「ChatGPT活用術-対話型AIの性質を知って効果的に利用するには?」を後援。同大学教員で、2024年度からバイオデータサイエンス学科長となる白井剛教授、2024年度からバイオデータサイエンス学科に所属する塩生真史準教授が講師を務める。

同セミナーでは、ChatGPTの基本的な仕組みをもとに、どのようにして問いかけに対して応答しているのかを解説し、ChatGPTが効果的に使える例や、あまり適切でない例などを紹介する。実際の操作も体験できる。

会場は同大学情報実習室1、定員は60人。申し込み受付は先着順となっている。

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