社会貢献度が高い大学は?――THEインパクトランキング2021、日本は75校がランクイン

英教育専門誌「Times Higher Education(THE)」は2021年4月21日、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の17の項目ごとに大学の社会貢献度をランク付けした「THEインパクトランキング2021」を発表した。今回で3回目の発表となり、全世界の1240校がランキングの対象となっている。

総合ランキング1位となったのは、イギリスのマンチェスター大学だ。前年の8位から大きく順位を上げてトップに輝いた。2位~4位には順に、シドニー大学、ロイヤルメルボルン工科大学、ラ・トローブ大学とオーストラリアの大学がランクインしている。

日本からは、過去最多の85校が参加し、75校が総合ランキングにランクイン。国内で最上位となったのは、101〜200位にランクインした広島大学、北海道大学、京都大学、岡山大学、東北大学、東京大学、筑波大学の7校だった。

SDGs別に見ると、SDG9(イノベーション)の項目で8校がトップ50にランクイン。国内での最上位は9位の東北大学。次いで、16位に京都大学、24位に名古屋大学、28位に東京大学、34位に大阪大学、37位に筑波大学、46位に広島大学、47位に北海道大学がランクインした。

世界の大学の社会貢献度ランキングを紹介したが、予備校の評価・評判をランキング形式で紹介した記事も読んで、受験の参考にしていただきたい。

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SDGsに対応した「THEインパクトランキング2021」に日本の85校が参加