受験勉強の開始時期で進学先が決まる。早期開始ほど国公立合格者が多いと明らかに――東進調査

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは2021年4月28日、2021年大学入試における東進生の進学先について調査した結果を発表した。それによると、受験勉強を早期にスタートするほど、国公立大学進学者の割合が高くなることが分かったという。

同調査では、受験勉強スタート時期によって進学先に違いがあるかを調べた。その結果、高校入学前スタート者のうち国公立大学に進学した者の割合が50.2%に上る一方で、高3スタート者のうち国公立大学に進学した者の割合は33.8%にとどまっていることが明らかになった。

一方、高校入学前スタート者のうち私立大学に進学した者の割合が49.8%なのに対して、高3スタート者のうち私立大学に進学した者の割合は66.2%。スタート時期が早いほど国公立大学への進学率が高くなるのと対照的に、受験勉強スタート時期が遅いほど私立大学への進学率が高くなることが判明した。

特に国公立理系・私大文系で、その傾向は顕著に見られる。高校入学前スタート者のうち国公立理系に進学した者の割合は35.1%だが、高3スタート者のうち国公立理系に進学した者の割合は20.7%。高校入学前スタート者のうち私立文系に進学した者の割合は28.1%、 高3スタート者のうち私立文系に進学した者の割合は43.9%だった。

なおナガセは、2021年大学入試における東進生の国公立大学進学率は38.4%に上ったという。文部科学省の調査によると、2020年大学入試における国公立大学進学者の割合は20.9%だったので、全国平均の約1.8倍の成果だとしている。

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