予備校満足度ランキング! 先輩1000人に聞いた評判、トップは東進[2023年調査]

高等学校学習指導要領の改訂に伴い、2025年度より新課程入試がスタートします。また近年では、2021年度に「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に変更されるなど、大学入試の仕組みや試験を取り巻く環境は常に変化しています。こうしたなかで、受験指導に長けた講師・スタッフのいる予備校でしっかりと勉強することは、志望校合格への重要な一歩となります。

予備校に通う最大のメリットは、受験に精通したプロ講師の授業が受けられる点です。また、勉強面の支援だけではなく、講師やクラスメイトと共に受験勉強をすることでモチベーションが上がるなど、気持ちの面でも得るものがあります。

こうした理由から、多くの学生にとって予備校は、大学受験に欠かせない存在と言えます。しかし、一口に予備校と言っても、各校の特徴や評価・評判はさまざまです。「予備校に通いたいけど、どこを選べばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。

そこで塾・予備校比較ナビでは、19歳~25歳の6795人へアンケート調査を実施。そのうち、予備校に通ったことがある1000人を対象に、どの予備校に通ったことがあるかを調べるとともに、通学経験のある予備校について12項目を5点満点で評価してもらいました。

10代後半~20代前半の先輩たちが最も通っていた予備校、また満足度の高かった予備校はどこだったのでしょうか。気になる評価・評判を紹介します。

目次

大学受験合格者に聞いた、利用した人が最も多い予備校は?

今回のアンケート調査では、人気のある予備校24校をリストアップ。大学受験に合格した1000人を対象に、利用者が多かった予備校を調べました。

その結果、大学受験のために実際に利用したことのある予備校は、次のような結果となりました(複数回答可)。

現役生の東京大学合格者数でトップに輝く、東進ハイスクール/東進衛星予備校が1位(23.5%)にランクイン。2位は河合塾/河合塾マナビス(23.4%)、3位は駿台予備学校(10.9%)となっています。

上位3校は、難関大学へ多数の合格者を輩出している実力校です。特に、東進ハイスクール/東進衛星予備校と河合塾/河合塾マナビスを利用した人は、合計すると全体の半数近くにおよびます。このことからも、この2校の評価・評判がいかに高いかが読み取れます。

【総合評価】東進ハイスクール/東進衛星予備校が最も好評価

大学受験のために、多くの学生が利用している予備校。大学受験の合格者1000人に対し、最も活用した予備校について、12項目の満足度を5段階で評価してもらいました。

評価項目は、次の12項目です。なお、リストアップした24校のうち、回答者数が30人以上の予備校を比較対象とし、それ以外は除外しています。

〇授業の質(授業が分かりやすいか/受験対策に適しているか)

〇教材の質(テキストやテスト、補助教材などの質が優れているか)

〇授業の種類・レベル(ちょうどいい学力レベルの授業があったか)

〇志望校対策(志望校に応じた対策をしてくれたか)

〇クラス(人数やレベル分けがちょうどよかったか)

〇学習環境(教室・自習室・その他塾内の設備について)

〇校舎の立地(通いやすい場所にあるか)

〇講師(解説が分かりやすいか/質問がしやすいか)

〇スタッフ(講師以外の塾内スタッフの対応について)

〇学習サポート体制(モチベーション維持につながるフォローなどはあったか)

〇進路相談(志望校・受験校を決めるための情報提供の充実度や、進路に関するアドバイスなどが適切だったか)

〇学費・料金(学費・料金は安かったか、高かったか)

これら12項目の平均点を算出した【総合評価】では、東進ハイスクール/東進衛星予備校が3.86点で1位、河合塾/河合塾マナビスが3.82点で2位となりました。

全12項目の平均点をまとめると、次のようになります。

総合評価でトップの東進ハイスクール/東進衛星予備校は、【クラス】と【学費・料金】が全体の平均点を下回りましたが、その他の項目では全体の平均点を上回っています。特に【講師】は4.05点、【進路相談】は3.86点、【学習サポート体制】は3.84点で、他の予備校よりも満足度が高い結果となりました。

【授業の質】約8割の利用者が満足! 実力ある講師陣の授業を受けられる東進ハイスクール/東進衛星予備校

ここからは、12項目それぞれについて、予備校利用者の評判を詳しく見ていきます。

まずは、予備校の要とも言える【授業の質】です。大学受験の合格者に聞いた各校の満足度は、次のような結果となりました。

平均点では、1位が河合塾/河合塾マナビス(4.04点)、2位が東進ハイスクール/東進衛星予備校(4.03点)、3位が駿台予備学校(4.02点)となりました。回答の詳細は、次の表のとおりです。

「とても満足している」「満足している」と回答した人の割合では、東進ハイスクール/東進衛星予備校が78.7%で最も高くなりました。次いで、河合塾/河合塾マナビス(77.1%)、駿台予備学校(76.7%)となっています。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の授業に満足した人が多い理由は?

「文系の河合、理系の駿台」と並び称される2校を抑え、「満足している」人の割合でトップとなった東進ハイスクール/東進衛星予備校の授業は、どのような特徴があるのでしょうか。

特筆すべきは、何万人もの受験生を志望校合格に導いてきた、実力のある一流講師陣です。受験のエキスパートとも言える講師たちが、受験生の知的好奇心を刺激する工夫を凝らしながら、要点を押さえた分かりやすい説明をしてくれます。そうした「学生が自主的に学びたくなる授業」が、多くの学生から高く評価されているのでしょう。

【教材の質】東進ハイスクール/東進衛星予備校は講師オリジナルテキストで77.2%が「満足」!

予備校を選ぶとき、特に重視したいことの一つが【教材の質】です。いくらベテランの講師陣が揃っていても、テキストの内容が現在の入試状況に合ったものでないと、適切な受験対策はできません。

受験勉強を左右する、【教材の質】の満足度についても調査しました。その結果は、以下の通りです。

平均点で1位となったのは、駿台予備学校(4.01点)です。2位は、東進ハイスクール/東進衛星予備校と河合塾/河合塾マナビスが同点(3.99点)で並びました。

「満足している」人の割合が最も高かったのは、【授業の質】と同じく東進ハイスクール/東進衛星予備校でした。具体的には、77.2%の学生が「とても満足している」「満足している」と回答しており、他の予備校よりも4.0ポイント以上高い結果となりました。

受験に必要な要素をカバーした分かりやさ抜群のテキスト

東進ハイスクール/東進衛星予備校のテキストは、受験に必要な内容をくまなくカバーしています。多くの場合、授業の担当講師がオリジナルのテキストを作成しており、入試のポイントをしっかり押さえた分かりやすい内容で、学生から高い評価を得ています。

【授業の種類・レベル】約1万種類の講座から自分に合ったレベルの授業が受けられる、東進ハイスクール/東進衛星予備校

受験勉強では、得意科目を伸ばすだけでなく、苦手な科目をなくすことも重要です。成績アップを目指して予備校に通ったとしても、授業の種類が少なかったり、レベルが固定されていたりすると、自分が必要とする内容の授業を受けることができません。

そこで、予備校の【授業の種類やレベル】について、受験合格者がどう感じているのかを調査しました。各予備校の満足度と評価内容の詳細は、次の通りです。

平均点が最も高かったのは、代々木ゼミナール(4.06点)でした。僅差で、東進ハイスクール/東進衛星予備校(4.03点)が続いています。

学生の満足度が高かったのは、東進ハイスクール/東進衛星予備校です。「満足している」と回答した学生は76.5%で、2位の駿台予備学校(72.2%)よりも4.3ポイント高くなっています。3位は河合塾/河合塾マナビス(72.1%)でした。

基礎から過去問演習までサポート! 多彩な授業と12ステップで着実にレベルアップできる

東進ハイスクール/東進衛星予備校では、基礎から東京大学などの難関校対策まで、約1万種類の講座を用意しています。さらに、誰もが着実にステップアップできるように、レベルも12段階に細分化されており、自分に合ったレベルの授業を選択可能です。

例えば、「高校3年生」「英語」「東京大学」という条件で講座を検討した場合、「東大英語(大問分野別演習編/実践演習編)」「東大リスニング対策」「医学部・歯学部総合英語」などの講座があります。

また、過去問を徹底的に分析した「過去問演習講座」や大学ごとの傾向に対応した「第一志望校対策演習講座」なども実施しています。こうした多種多様な授業と細やかなレベル対応が、学生から高く評価されている理由と言えるでしょう。

【志望校対策】独自のAIシステムで効率的な志望校対策を導き出す、東進ハイスクール/東進衛星予備校

大学受験では、各大学の傾向に合わせた【志望校対策】も重要です。各予備校の【志望校対策】への評価は、次の通りです。

平均点でトップとなったのは、代々木ゼミナール(3.92点)でした。2位は東進ハイスクール/東進衛星予備校(3.87点)、3位は河合塾/河合塾マナビス(3.74点)です。

「満足している」と回答した人の割合で見ると、東進ハイスクール/東進衛星予備校は72.1%で、他の予備校より8.7ポイント以上高くなりました。

100以上の大学に対応する「過去問演習講座」など徹底した志望校対策が好評

現役合格実績で日本一を誇る東進ハイスクール/東進衛星予備校では、志望校対策の一つとして独自のAI(人工知能)システムを提供しています。このシステムは、学習履歴など個々のデータから、志望校合格のために取り組むべき内容を優先順位度順に提案してくれるため、効率的な学習ができると好評です。

また、100以上の大学に対応する「過去問演習講座」や、「第一志望校対策演習講座」などもあります。特に第一志望校対策演習講座では、各大学の入試傾向を分析し、志望する大学や学部ごとに厳選した「演習セット」を提供してくれます。こうした徹底した志望校対策が、受験生から高い信頼を得ている理由と言えます。

【クラス】苦手科目もしっかりサポート! 科目それぞれで受講レベルが選べる四谷学院

個別指導塾や家庭教師とは異なり、予備校では大学合格を目指す仲間と共に授業を受けることになります。お互いが切磋琢磨しながら学ぶ【クラス】について、人数やレベル分けなどから評価してもらいました。

最も平均点が高かったのは代々木ゼミナール(3.96点)で、僅差で四谷学院(3.92点)が続いています。

代々木ゼミナールは、「満足している」人の割合が最も低い62.5%でした。しかし、「あまり満足していない」「まったく満足していない」人はそれぞれ0.0%で、利用した人はおおむね満足していることが分かります。

一方、「満足している」人が最も多かったのは四谷学院で、代々木ゼミナールを6.7ポイント上回る69.2%の人が「満足している」と回答しました。

比較的少人数のクラスで細やかな指導が受けられる

四谷学院では、科目ごとにクラスを編成しています。東京大学などの難関校が志望校で総合偏差値が高い場合でも、苦手科目については習熟度に合わせたクラスで学びます。現在の学力に合った適切な指導を受けられるため、自身の力と指導内容にギャップが生じず、苦手科目でも着実に学力を向上できるのです。

また、クラスの人数は多い場合で30人ほどと、比較的少人数です。講師と生徒の距離が近く、細やかな指導がしてもらえると評価されています。

【学習環境】自習室は受験生の強い味方! 四谷学院は待ち時間なしで利用可能

授業や自主学習など、予備校では受験生が多くの時間を過ごすことになります。そのため予備校を選ぶ際に、教室や自習室、授業の合間に休めるスペースなど、【学習環境】も見逃せないポイントです。そうした観点から、利用した予備校の【学習環境】について、5段階で評価してもらいました。

平均点でトップとなったのは、四谷学院(4.12点)でした。東進ハイスクール/東進衛星予備校と河合塾/河合塾マナビスが、同点(3.99点)で2位になっています。

具体的に見ると、「満足している」と回答した人の割合では、東進ハイスクール/東進衛星予備校(74.8%)が1位となりました。2位は四谷学院(73.1%)、3位は河合塾/河合塾マナビス(72.4%)という結果でした。

快適な自習室で「不満なし」の四谷学院、音読室のある東進ハイスクール/東進衛星予備校

四谷学院は、「あまり満足していない」「まったく満足していない」と回答した人がそれぞれ0.0%でした。この結果からも、その設備や環境が整っていることがうかがえます。

休館日を除いた毎日、自習室を開放しており、待ち時間なしでいつでも利用できるため、席を確保するために余計な時間を使う心配がありません。席は仕切りで区切られ、広い机や長時間座っても疲れないクッションチェアなど、快適な環境が整っています。私語は一切禁止のため、集中して勉強できると好評です。

満足度の高かった東進ハイスクール/東進衛星予備校は、校舎によって一般の教室と同じような部屋を自習室として開放する場合と、仕切りのある個別ブースを用意している場合があります。特徴的なのは音読室で、英語のスピーキングなど声を出して勉強する場として活用されています。

【校舎の立地】ポイントは「通いやすさ」! 四谷学院と東進ハイスクール/東進衛星予備校がトップ2

毎日のように通う予備校では、【校舎の立地】は重視すべきポイントの一つです。駅から遠かったり、自宅からのアクセスが悪かったりすると、通うだけで一苦労です。

実際に予備校に通った経験のある人は、予備校の立地についてどのように評価しているのでしょうか。詳細は次の通りです。

平均点と「満足している」人の割合の両方で1位となったのは、四谷学院(4.19点/84.6%)です。2位は、僅差で東進ハイスクール/東進衛星予備校(4.17点/84.2%)がランクインしました。

アクセス抜群の四谷学院、小規模校舎の展開で「近さ優先」の東進ハイスクール/東進衛星予備校

四谷学院は、北海道から九州まで32の校舎を展開しています。どの校舎も駅から徒歩数分の好立地にあり、授業のある日だけでなく、自主的に勉強したいときも無理なく通えます。

東進ハイスクール/東進衛星予備校の校舎は、47都道府県の1000カ所以上におよび、日本最大規模を誇ります。「近さ優先」を重視し、大きな校舎だけでなく小規模の校舎も各地域に配置しているため、通塾に貴重な時間を使わずに済むのも特徴です。

【講師】ハイレベルな講師陣が揃う東進ハイスクール/東進衛星予備校&河合塾/河合塾マナビストップ

予備校を選ぶ際、特に重要となるのが【講師】の質です。講師の教え方次第では、成績の伸びに影響を与える場合もあります。

そこで、実際に予備校を活用した人に、【講師】の満足度を5段階で評価してもらいました。詳しい結果は、以下の通りです。

平均点では、1位が東進ハイスクール/東進衛星予備校(4.05点)、2位が河合塾/河合塾マナビス(4.01点)、3位が駿台予備学校(3.89点)という結果になりました。

「満足している」人の割合では、河合塾/河合塾マナビス(77.2%)が1位、東進ハイスクール/東進衛星予備校(76.7%)が2位でした。駿台予備学校(73.8%)は、平均点と同じく3位です。

受験のエキスパートによる授業が受けられる東進ハイスクール/東進衛星予備校

東進ハイスクール/東進衛星予備校と言えば、現代文を担当する林修先生が有名です。他にも、人気の参考書を執筆している実力派講師や、多くの学生を志望校合格へと導いてきたエキスパートが揃っています。

「満足している」人が多かった河合塾/河合塾マナビスは、数学の生田健治先生など、学生から厚い信頼を得ている講師が在籍しています。キャリアの長い講師も多く、大学入試に精通した的確な指導が好評価につながっているのかもしれません。

【スタッフ】東進ハイスクール/東進衛星予備校は「担任」制で生徒を手厚くサポート

予備校に通うなら、講師や授業の内容だけでなく、【スタッフ】の対応、サポートの良し悪しも大切です。その満足度について、5段階で評価を付けてもらいました。

平均点の1位は四谷学院(3.96点)で、2位は河合塾/河合塾マナビス(3.86点)、3位は東進ハイスクール/東進衛星予備校(3.82点)という結果になりました。

一方、「満足している」と回答した人の割合では、1位が東進ハイスクール/東進衛星予備校(68.7%)、2位が河合塾/河合塾マナビス(65.5%)、3位が四谷学院(65.4%)となっています。

学習のプランニングや進捗確認など、細やかなサポートがポイント

満足度の高かった東進ハイスクール/東進衛星予備校のスタッフは、校舎の運営だけでなく、「担任」として積極的に生徒と関わっているのが特徴です。担任は、学習のプランニングや進捗状況の確認、面談など、細やかにサポートしてくれます。

登校や在校時にコーチングタイムも設けられており、スタッフによるそうした手厚いサポートと信頼関係が満足度につながっているようです。

【学習サポート体制】満足度トップは東進ハイスクール/東進衛星予備校! 「担任」「担任助手」による充実したサポート

予備校は、単に勉強を教えるだけでなく、モチベーションの維持や学習状況の把握など、志望校合格に向けてあらゆる面から学生をサポートしてくれます。そのため、【学習サポート体制】がしっかりしているかどうかは、合格に大きく関わる要素と言っても過言ではありません。

実際に予備校を活用した人に、【学習サポート体制】の満足度を聞いたところ、次のような結果となりました。

平均点、「満足している」人の割合とも、東進ハイスクール/東進衛星予備校(3.84点/69.7%)がトップになりました。どちらも2位は、河合塾/河合塾マナビス(3.71点/64.6%)です。

週一度の「チームミーティング」で互いに切磋琢磨できる環境づくりも

東進ハイスクール/東進衛星予備校では、生徒一人一人に「担任」と「担任助手」が付いて、受験勉強をサポートしてくれます。

また、週に一度、「チームミーティング」を実施しています。同じ学年の生徒5~6人のチームに担任助手が1人付き、受講予定や参考書をどのくらい進めるかなど、1週間の学習計画を決めていきます。お互いがどのくらい勉強しているかを知ることで切磋琢磨し、また悩みや不明点を担任助手に相談することもできます。担任助手の多くは、過去に東進ハイスクール/東進衛星予備校で学び、志望校に合格した現役大学生です。そのため、自身の経験を生かした的確なアドバイスをもらうことができます。

【進路相談】専属の「担任」が生徒をサポート、71.2%が満足する東進ハイスクール/東進衛星予備校の進路相談

予備校に通うメリットの1つに、実績豊富なプロのスタッフや受験を乗り越えた先輩たちによる【進路相談】があります。志望校を決めるための情報量や、進路に関する適切なアドバイスがもらえたかなどを調査しました。

平均点および「満足している」人の割合でトップになったのは、東進ハイスクール/東進衛星予備校(3.86点/71.2%)でした。特に「満足している」人の割合が高く、他の予備校とは9ポイント以上の差がありました。満足度がいかに高いかがうかがえます。

「担任」は志望校合格までの道のりをサポートしてくれる力強い存在

東進ハイスクール/東進衛星予備校では、生徒一人に対して専属の「担任」が一人付きます。定期的に生徒と担任の一対一の面談が行われ、模試の結果や学習の進捗状況を踏まえて実行可能な学習計画を立てるなど、さまざまな面から丁寧にアドバイスしてくれます。

志望校合格までの道のりをしっかりサポートしてくれる担任は、受験生にとって力強い存在と言えるでしょう。

【学費・料金】お得なセットプランや定額プランも。通いやすい価格設定の代々木ゼミナール

最後に、入会金や授業料などの【学費・料金】について、各予備校の満足度を調査しました。その結果は、以下の通りです。

平均点が3点を下回る予備校もあるなかで、トップとなったのは代々木ゼミナール(3.38点)でした。「満足している」と回答した人は41.7%で、他の予備校とは7.8ポイント以上の差を付けています。

単価ゼミは約5万円から、幅広い価格設定が好評価の理由

志望する大学や学部にもよりますが、予備校にかかる費用は1年間で平均100万円程度が目安とされます。月額にすると、約8万円です。

【学費・料金】で満足度の高かった代々木ゼミナールは、レベル別対策講座と季節講習がセットになったパックや定額プラン、必要な講座だけ選んで受講できる単科ゼミなどを用意しています。そのため、選ぶコースによっては、年間5万円程度から通うことも可能です。

こうした幅広い価格設定が、代々木ゼミナールの【学費・料金】の高評価につながったのでしょう。

自分に合った予備校は? 気になるところをチェックして満足できる予備校選びを

多くの学生が通う主要な予備校について、利用率や通学経験者の評判・満足度を取り上げてきました。【総合評価】はもちろん、12項目それぞれの評価から、各予備校の特徴が見えてきたのではないでしょうか。

塾・予備校比較ナビでは、各予備校の評判・評価を比較した今回の記事の他にも、それぞれの予備校についての評価・口コミなどを個別に紹介するページを掲載しています。気になる予備校がある人は、ぜひそちらのページで詳細を確認してみてください。