クラウドサービスを活用した家庭学習支援――高校生86%が「役に立った」

広島県教育委員会は2020年6月12日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校中のクラウドサービスを利用した学習状況について、県立高校に通う生徒を対象にアンケート調査した結果を公表した。それによると、86%の高校生が「役に立った」と考えているという。

同委員会は、2020年6月4日~9日にかけて、広島県立の高校に通う生徒を対象に、ICT機器を使った家庭学習の状況などを調べるアンケート調査を実施。高校生2万2313人の有効回答を得た。

同調査によると、クラウドサービスを活用した学習支援がどの程度役に立ったかという質問に対して、「大変役に立った」「どちらかというと役に立った」と答えた人は合わせて86%に上った。自由回答で、役に立った具体的な理由を問うと、「授業の動画がわかりやすく理解しやすかった」「分からないところをG Suiteで先生に質問できた」などの理由が挙げられた。

また、ICT機器を活用した学習で有効と感じたものについて問うたところ、「学校の授業動画配信の視聴」との回答が最多で、次に「学習課題についての担任の先生との直接のやりとり」が続いた。

クラウドサービスを活用した学習支援にどの程度満足しているかという質問に対しては、「大変満足している」「どちらかというと満足している」と合わせて約60%の人が回答。自由回答では、「先生に分からないところを聞きやすかった」「規則正しい生活を続けることができた」などの理由が挙げられた。

一方で、臨時休校が長引いたことによる日常生活や心身の変化については、「TV、ゲーム、動画視聴、SNS時間の大幅増」や「朝起きるのが遅くなった」など、生活上の課題を挙げる生徒が多かった。

[関連リンク]

臨時休業中の学習に係るアンケート調査について