リクルート進学総研は2020年7月16日、高校生の大学選びの動向を明らかにする大学ブランドランキング「進学ブランド力調査2020」の実施結果を発表した。それによると、高校生が志願したい大学は、関東エリアは明治大学、東海エリアは名城大学、関西エリアは関西大学がそれぞれランキング1位に輝いた。
同社は2020年4月3日～4月24日にかけて、関東、東海、関西エリアの高校3年生を対象に調査を実施し、1万9050人の有効回答を得た。
同調査によると、高校生の「志願したい大学」ランキングは、関東エリアでは明治大学が4年ぶりに1位にランクインし、2位は早稲田大学という結果になった。東海エリアでは、昨年に引き続き4年連続で名城大学が1位となり、2位には名古屋大学が選ばれた。関西エリアでは、13年連続で関西大学が1位に選ばれ、近畿大学が2位となった。
男女別・文理別で見ると、関東エリアでは男子1位・文系1位は明治大学、女子1位は立教大学、理系1位は東京理科大学となった。東海エリアでは、男子1位・女子1位・理系1位が名城大学となり、文系1位は中京大学だった。関西エリアでは昨年同様、男子1位・女子1位・文系1位は関西大学となった。一方、理系1位には昨年3位だった神戸大学が選ばれた。
また、「知っている大学」ランキングでは、関東エリアで早稲田大学、東海エリアで名古屋大学、関西エリアで近畿大学が昨年に引き続き1位にランクインしている。
進学ブランド力調査の結果を紹介したが、志望校に合格するためには予備校の選び方やおすすめの予備校を紹介した記事も読んで、受験対策の参考にしていただきたい。